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【緊急企画】1万円から始める仮想通貨⑩ ETHに学ぶ

目次

1章 企画のまとめ、おさらい

初心者が1万円で仮想通貨を学びながら少額投資をし、皆と学びを共有していく企画も、ついに10回目を迎えました。

これまでにBOBA、XYM、FLR、CHZ、ASTR、KLAY、DOGEといった銘柄を購入してきました。そして、トランプ新政権誕生の影響もあってか、仮想通貨市場全体は上昇傾向にあります。

この上昇トレンドの中で、直近の方針として「相場が1000円を超えてきたコイン」を研究し、成功のポイントを探ることで未来の成長銘柄を発掘していくことを目指しています。

今回は、私が感じた市場の動きや学びを共有しつつ、時価総額で2位を誇るETH(イーサリアム)についてリサーチしました。

2章 上昇トレンド

先日のプチ暴落を除けば、全体的に仮想通貨市場は上昇傾向にあります。

たとえば、先日51.99円で購入したDOGEコインは現在66円にまで上昇しています。このような価格変動を目の当たりにすると、「もっと早く買い増ししておけば良かった」「今から買うには少し高い」といった、ありがちな投資家心理を実感しています。

同時に、暴落時には予算の不足や銘柄選びの迷いからチャンスを逃してしまうジレンマも経験しました。このような経験から、次の買い時に備えて投資戦略を明確にする重要性を痛感しています。

次なる買い時に向け、どのコインを狙うべきかを分析し、投資の指針を立てることが今後の課題です。

3章 情報収集

最近は、仮想通貨市場のチャートを確認するだけでなく、市場に影響を与えるニュースや情報にも目を配るようになりました。

信頼できる情報源

以下のサイトを定期的にチェックしています:

  • Investing.com: 市場全体の動向を把握できる。
  • CoinPost: 仮想通貨に特化した最新ニュースが豊富。

特に注目しているのは、2025年のトランプ新政権誕生に関連するニュースです。米国でビットコイン準備金の設立が検討されており、これがXRPやSOLなどの銘柄にも拡大される可能性があるという情報は、仮想通貨市場の盛り上がりを予感させます。

市場に影響を与える情報の種類

  • 政策関連のニュース: 米国の仮想通貨に対する政策や規制の変更。
  • 大手企業の動き: イーロン・マスクのような影響力のある人物や企業の発言。
  • 技術的な進展: スマートコントラクトの改良や新しいブロックチェーン技術の発表。

こうした情報を整理し、市場動向に合わせた投資判断を行う力を磨いていきたいと考えています。

「仮想通貨市場はトランプ政権の政策にどう反応する?」
トランプ政権がビットコイン準備金の設立を検討しているとの報道があり、これが市場全体にどのような影響を及ぼすのか注目されています。
詳細は以下の記事をご覧ください。

出典: CoinPost「トランプ政権、仮想通貨市場への影響とは?」(2025年1月17日閲覧)

4章 イーサリアムの特徴

時価総額でビットコインに次ぐ2位のイーサリアム(ETH)は、仮想通貨界で特に注目される存在です。その特徴と成長の背景をリサーチすることで、次世代の成功銘柄を見つけるためのヒントを探ります。

「ワールドコンピュータ」とも称されるイーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額第2位の暗号資産であり、単なる仮想通貨ではなく、プログラムを実行するためのブロックチェーンプラットフォームです。このプラットフォーム上で動作する分散型アプリケーション(DApps)を支えるのが、暗号資産であるイーサ(ETH)です。

イーサリアムの主要特徴

  1. プラットフォームとしての機能
    イーサリアムは、さまざまなDAppsを開発できるプラットフォームとして設計されています。DAppsは中央管理者を必要とせず、金融や取引所、さらにはNFTの発行など、さまざまなユースケースに利用されています。
  2. スマートコントラクト
    イーサリアムの重要な機能であるスマートコントラクトは、条件が満たされたときに自動的にプログラムを実行する仕組みです。この機能により、中間業者が不要となり、コスト削減や透明性の向上が可能です。例えば、DeFi(分散型金融)はスマートコントラクトによって成り立っています。
  3. 独自のトークン規格「ERC」
    イーサリアム上では、独自のトークンを発行することができます。「ERC-20」や「ERC-721」といったトークン規格は、NFTやDeFiプロジェクトで広く利用されています。

イーサリアムの誕生と進化

イーサリアムは、ヴィタリック・ブテリン氏によって2013年に構想され、翌年に資金調達を経て2015年に正式にローンチされました。当時19歳だったブテリン氏は、従来のブロックチェーン技術に限界を感じ、より汎用性の高いプラットフォームを構築しました。

コンセンサスアルゴリズムの進化

もともとイーサリアムはビットコインと同じProof of Work(PoW)を採用していましたが、2022年にProof of Stake(PoS)へ移行しました。この変更により、エネルギー効率が大幅に改善され、スケーラビリティ問題の解消が期待されています。

ハッキング事件とアップグレード

イーサリアムは過去に「The DAO事件」と呼ばれる大規模ハッキング被害を受け、これがハードフォークの引き金となり、イーサリアムクラシック(ETC)が誕生しました。また、2022年には「The Merge(マージ)」が実施され、PoSへの移行が完了しました。この進化は、イーサリアムの性能を大幅に向上させ、将来的な成長を後押ししています。

5章 イーサリアムに学ぶ

イーサリアムは、仮想通貨市場での成功例として、次世代の投資銘柄を選定するための重要な教訓を提供しています。その価格の歴史や成長要因を分析することで、今後の市場動向を予測しやすくなります。

イーサリアム価格の歴史的推移

現在、1ETHは525,657円で取引されています。この価格は、以下のような歴史的背景を経て形成されてきました。

  1. 2016年〜2017年の急上昇
    イーサリアムの価格は、2016年初頭に約1ETH=1,000円未満で推移していましたが、2017年には100,000円を突破。この時期の上昇は、ICO(Initial Coin Offering)の流行によるものです。多くのプロジェクトが資金調達手段としてイーサリアムを利用したことが価格上昇を後押ししました。
  2. 2018年の暴落
    2017年末から2018年初頭にかけて200,000円を超えるピークに達しましたが、その後、仮想通貨市場全体のバブル崩壊により価格は大幅に下落しました。この時期の市場混乱は、中国政府の規制強化や各国での規制議論が影響しています。
  3. 2021年の新高値
    イーサリアムは2021年に450,000円を突破し、新たな高値を記録しました。この上昇の背景には、NFT(非代替性トークン)の普及や分散型金融(DeFi)の台頭がありました。

※為替があるので、円換算は目安

上昇を支えたイベント

  1. The Mergeの実施
    2022年9月、コンセンサスアルゴリズムがPoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoS(プルーフ・オブ・ステーク)へ移行する「The Merge」が実施されました。この変更により、環境負荷が大幅に軽減され、ネットワークの効率が向上しました。
  2. NFT市場の拡大
    2021年以降、NFTがデジタルアートやゲームアイテムとして普及し、そのほとんどがイーサリアム上で発行されています。これにより、イーサリアムの需要が急増しました。
  3. 分散型金融(DeFi)の普及
    DeFiは、中央管理者を必要としない金融サービスとして成長を遂げ、イーサリアム上で動作する多くのプロジェクトが投資家を惹きつけました。
  4. 大型アップグレード計画
    イーサリアムは、ロードマップに沿ったアップグレードを継続的に実施しています。将来的には、「The Surge」や「The Verge」などの改善計画が控えており、これによりスケーラビリティやセキュリティがさらに向上する見込みです。

下落を引き起こした要因

  1. The DAO事件
    2016年、イーサリアム上のプロジェクト「The DAO」がハッキング被害を受け、1ETH=2,000円程度まで価格が下落しました。この事件は、セキュリティの重要性を再認識させる契機となりました。
  2. 「噂で買い、ニュースで売る」の影響
    大型アップグレード後に価格が下落する傾向があります。たとえば、The Mergeの際にも、ニュース発表後に一時的な価格調整が見られました。

未来への指針

イーサリアムの成功事例を分析することで、今後の購入戦略を策定する指針が見えてきます。特に、大型アップグレードや新しいユースケースの誕生が価格上昇に大きく寄与していることから、これらの要素を重視して新しい銘柄を選定するのが有効です。

6章 資産状況

現在の保有資産状況は以下の通りです。

  • BOBA: 初めて購入した銘柄で、分散型プロジェクトとしての成長に期待。
  • XYM: 国内でも注目されているプロジェクト。独自の活用事例が増加中。
  • FLR: スマートコントラクトに特化したプロジェクトとしての将来性が期待されています。
  • CHZ: スポーツとエンターテインメント分野での需要が拡大中。
  • ASTR: 国内プロジェクトであり、海外進出も視野に入れた成長が注目されています。
  • KLAY: ブロックチェーンプラットフォームとして、さらなるユースケース拡大を目指しています。
  • DOGE: 初のミームコインとして、コミュニティの強さとユーモアに支えられた成長。

資産総額

2025年1月17日時点での資産総額は、22,142円となっています。

  • 元本: 12月分の1万円+1月分の1万円+bitbankキャンペーンの1000円
  • 評価益: プラス1,142円

特にDOGEやXYMといった銘柄が市場全体の上昇トレンドに乗り、微増となりました。

短期的な価格変動に一喜一憂することなく、長期的な視点で引き続き楽しみながら取り組んでいきたいと考えています。

まとめ

イーサリアムやビットコインに学びながら、今後の投資戦略を精査していくことで、仮想通貨市場での成長機会を最大限に活用したいと考えています。この企画を通じて、仮想通貨への理解を深めるとともに、読者の皆様と共に学ぶ場を作り続けていきます。

引き続き、応援よろしくお願いします!

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この記事を書いた人

麻田 将司のアバター 麻田 将司 一般社団法人 国際メタバース協会 営業統括責任者 (CSO)

「メタバース探索ジャーナル」の運営を担当しています。
メタバースに関する知識のハブとして、初心者から専門家まで幅広い読者に役立つ情報をお届けすることを目指しています。

現在は、特に初心者の方にも理解しやすい記事作りに力を入れ、メタバースの最新トレンドや体験を分かりやすく伝えるコンテンツを発信中です。信頼性を重視しつつ、メタバースの可能性を多くの方に知っていただけるよう努めています。

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