2025大阪万博国際大会レポート
EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN International Conference Report
日 時: 2025年7月12日(土)、13日(日)
会 場: 大阪万博会場内「EXPOサロン」
大阪市此花区夢洲リングサイドマーケットプレイス西2F
テーマ①:AI × Web 3.0 × メタバースによるグローバルテクノロジーの未来
The Future of Global Technology with AI × Web 3.0 × Metaverse
テーマ②:女性のリーダーシップが世界変革に与える影響について
on the Impact of Women’s Leadership on Global Transformation
本大会は、2025年の大阪・関西万博の開催期間中に実施された国際技術カンファレンスです。初日のテーマは「AI × Web3.0 × メタバースによる未来のグローバルテクノロジー」。世界中から先端企業、研究機関、投資家、業界リーダーが集結し、最新技術とその国際的な応用について議論を交わしました。基調講演やパネルディスカッションでは、AIとブロックチェーンの融合、メタバースの社会実装等に焦点を当て、同時に各国の技術展示やMRアート体験も実施。来場者は、最先端のテクノロジーと創造性の交差点を体感することができました。
二日目は、女性リーダーの活躍とその影響力に光が当てられました。ビジネス・教育・公共・慈善分野などで活躍する女性たちの知見が共有され、多様で包摂的な社会の推進における女性リーダーシップの重要性が強調されました。また、国際的なネットワーク構築を目指す「女性リーダーシップ役員会」が正式に発足し、今後の展開が大きく期待されています。未来を担う若い世代とともに、世界中の女性たちに希望とインスピレーションを届ける場となりました。
世界に発信された国際カンファレンス
今回の国際大会では、初日はAI分野やテクノロジーの専門家・教授が、二日目は各分野の女性リーダー達が、世界中から集結し、グローバルな視点で課題と展望をディスカッションしました。登壇内容はリアルタイムで国際配信され、広く世界に共有されました。この場で交わされた知見と対話は、今後の連携と協力の基盤となり、国際的なAI開発の推進に向けて重要な一歩となりました。


次世代リーダーによる国際的な対話
青少年のAIリーダーたちが国際舞台で登壇し、堂々と意見を交わしました。 世界のトップ専門家たちと同じステージに立ち、対等に知見を共有するその姿は、未来を担う存在としてまさに希望そのものでした。 登壇を終えた子どもたちの表情には自信と誇りが満ち、観客もまた大きな刺激と感動を受けました。

感動を呼んだVR体験と参加型プログラム
会場では最新のVR体験ブースも設置され、多くの来場者がAIと人間の共存を体感しました。 臨場感あふれるデモンストレーションは、技術の進化を実感する絶好の機会となり、特に若い参加者に人気を博しました。

80歳を超えてなお現役、女性リーダーの生き様
富榮スワンソン氏は、美容と健康という領域で女性リーダーシップに尽力してきた第一人者。 ご自身の激動の人生を語るその姿には圧倒的な説得力があり、聴衆は何度も大きくうなずいており、彼女の言葉は多くの女性参加者に勇気を与えました。

母と子の心が響き合った特別セッション
青少年登壇者の母親も参加し、親子でディスカッションを行う特別セッションも実施。 子どもたちが感謝と尊敬の思いを自らの言葉で語る姿に、会場全体が涙と感動に包まれました。 互いを認め合う家族の絆は、教育の原点であり、AIの時代にも変わらぬ普遍の価値であることを感じさせられました。


女性リーダーシップ役員会、正式発足
イベント中、女性リーダーによる新たな国際的組織が正式に発足。 登壇者たちはその場で役員に就任するサイン式を行い、新たなスタートを高らかに宣言しました。 この会は今後、グローバルでの女性支援、教育、テクノロジー分野での連携を推進していく予定です。


体験と交流:ブース展示、万博見学、晩餐会
講演会場に隣接して設けられた企業ブース展示エリアでは、最新テクノロジーと日本文化が融合した体験型コンテンツが数多く展開され、終始にぎわいを見せていました。
テクノロジーエリアでは、恐竜を間近に感じられるVR体験や、大会のマスコットキャラクターであるパンダをテーマにしたMR(複合現実)体験が来場者を惹きつけていました。
まるで生きているかのように動く巨大な恐竜の足元に立ち、思わず後ずさりしてしまうほどのリアルな映像体験には、子どもから大人まで歓声が上がり、連日長蛇の列ができるほどの人気ぶりでした。
さらに、人気を集めていたのが「にぎり寿司」体験です。伝統的な和の文化に初めて触れる海外の参加者も多く、熟練の寿司職人による手ほどきを受けながら、自らシャリを握り、ネタをのせる貴重な体験に笑顔がこぼれていました。
その手元に真剣な眼差しを向けながら、握った寿司をその場で味わうという、視覚・触覚・味覚を通じた五感での日本文化の“本物の体験”が、人と人との温かな交流を生んでいました。

万博での名誉ある授賞式
万博という素晴らしい場所で、名誉ある賞の授賞式が厳かに行われました。
世界各国からの来賓が見守る中、受賞者たちの功績が讃えられ、感動的な瞬間が共有されました。

午後には、登壇者の一人でもあるロボティクス研究の第一人者・石黒浩教授が監修するシグネチャーパビリオン「いのちの未来」を訪問。
AIとロボットが問いかける“人間とは何か”という根源的なテーマに、参加者たちは深い感銘を受け、日本の先進的な技術と哲学に触れる貴重な機会となりました。
また、本大会の成功を支えたのは、国内外から集まった約30名のボランティアスタッフたちの献身的なサポートでした。受付や誘導、通訳、裏方の技術支援まで多岐にわたり尽力し、国際色豊かなチームワークでイベントを支えました。
当日は一時、来場者数が定員を超える勢いとなり、入場制限を設けざるを得ないほどの大盛況。まさに“グローバル”かつ“イノベーティブ”な交流が生まれた、記憶に残るビッグイベントとなりました。
イベントの締めくくりとして、国際的なゲストを迎えたVIP晩餐会が、ザ・リッツ・カールトン大阪にて華やかに開催されました。
和やかな雰囲気の中で国を超えた交流が深まり、参加者同士が肩書きや国籍を超えて笑顔を交わす姿が印象的でした。




最後に:未来への決意
最後に撮影された集合写真には、今回の国際大会を通して生まれた友情、信頼、そして未来への希望が刻まれていました。 人と人がつながり、技術と共に生きる時代を創るその一歩となった大会でした。
