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EXPO2025|パナソニック「ノモの国」は予約必須!子どもが主役の未来技術体験【現地レポ】

編集ノート(協会CSOの視点)
本記事は“攻略”ではなく、未来技術が「人」に何をもたらすかを、現地一次情報+公式情報を基にやさしく解説します。

目次

第1章:ノモの国って、どんなところ?(はじめてでも安心のワクワク体験)

入って最初にするのは、テーブルに並んだ小さなクリスタルを直感でひとつ選ぶこと。そこから冒険が始まります。
このクリスタルを会場の“結晶”にそっと当てると、光や音、風のような演出が一斉にお返事。まるで物語の主人公になったみたいに、子どもの仕草や一歩一歩で世界が動くのが分かります。

会場には盛り上げ上手なスタッフさんがいて、「ここは手拍子!」「いっしょに踊ろう!」と楽しい空間づくりをリード。照れ屋さんでも自然と笑顔になって、親子でアクティブに参加できる時間が続きます。

とくに小さなお子さま連れにはおすすめ。“触って・かざして・反応を見る”という分かりやすい遊び方だから、難しい説明がなくても楽しめます。
わが家の子どもたちも「万博でいちばん良かった!」と大満足。きれい×楽しい×体験価値がぎゅっと詰まっていました。

予約は必須です。行く前に公式アプリ/サイトから予約枠を確保しておくのが安心です。

EXPO2025 パナソニック『ノモの国』|ミストの滝をくぐり、光・音・風が反応する没入体験(現地取材)
パナソニック『ノモの国』— 入口のミストの滝を抜けて冒険がスタート。光・音・風が子どもの動きに応える体験が続きます。

第2章:直感で選ぶ“クリスタル”には意味がある——君だけの蝶が生まれるまで

直感で選んだクリスタル。それはただの小物ではなく、会場の“結晶”にそっと当てると光や音、風が返ってくる、君と世界をつなぐカギであるとともに、もう一つの大きな意味があります。

クリスタルのかざし方、タイミング、——そんな行動データと表情の変化が、場内のセンサーに“合図”として伝わり、あなたの個性を教えてくれます。

さらに、その“あなたらしさ”が色や模様、動きになって立ち上がり、君だけの蝶として映し出されます。

「今日はどんな気分だった?」「どんなふうにワクワクした?」が目に見えるカタチになるので、恥ずかしがり屋のお子さまでも、自分の良さを“見つけて、言葉にできる”きっかけになります。帰り道は「どんな蝶だった?」と、会話が弾みます。

  1. 音がうしろから近づく! ぐるっと23.4chの立体音響で耳の冒険。
  2. クリスタルに魔法。 木や岩にかざすと、光・音・風でお返事が返ってくる。
  3. 「カガミイケ」の導入。 風・水・光・生命を体ごと感じる、静かなワクワク。
  4. ミストの滝をくぐる。 水のカーテンを抜けて、次の世界へ“ワープ”。
  5. 森は全部インタラクティブ。 歩く・触るたびに景色が変わって、飽きない。
  6. 君だけの蝶が生まれる。 行動や表情の分析をもとに、自分らしい物語が映し出される。
  7. 「Earth」エリアで未来のくらし。 親子で、次の社会のヒントを発見。
  8. 建物じたいが学び。 リサイクル素材を活かした“やさしい設計”にも気づける。

うちの子どもたちも「万博でいちばん良かった!」と大盛り上がり。きれい×楽しい×体験価値がぎゅっと詰まっています。

EXPO2025 ノモの国|直感で選んだクリスタルを“結晶”に当てると、森が光と音でお返事するインタラクティブ体験
クリスタル×RFIDのゾーン。かざす・触れるたびに森が反応し、最後は君だけの蝶があらわれます。

第3章:どうして作ったの?(ねらい)

パナソニックが目指したのは、「子どもの想像力を解き放つ」= Unlock。長年のHuman Insight(人の感性理解)研究を土台に、光・音・風・振動を組み合わせた体でわかる学びをデザインしています。会場は、没入体験の「Unlock体験エリア(約30分/922㎡)」と、未来の暮らしのヒントを示す「Earth(165㎡)」の2部構成。体験の流れの中で“自分らしさ”を見つけて言葉にできるように設計されています。

さらに、資源循環(リサイクル)や次世代エネルギーを“建物そのもの”で示すのも狙い。構造材や舗装に家電由来の鉄・銅・ガラスを再利用し(鉄97.1t/銅1.2t/洗乾機ガラス約9,200台分)、夜は水素由来のゼロカーボン電力で外観をライトアップ。「楽しい」×「地球にやさしい」を親子で体感できる展示です。

どんな技術が使われているの?

  • 空間まるごとが“楽器”
    23.4chの三次元音響(Technicsスピーカー)+高輝度映像+振動・風で、風・水・光・生命を“感じる”導入。難しい説明なしで直感的にわかるよう作られています。
  • “クリスタル”が世界のスイッチ
    手にしたRFID入りクリスタルを岩・樹にかざすと、光・音・風が反応。6台のカメラが行動を読み取り、次のゾーンでは表情データも合わせて解析。最後は**色や形が人によって違う“蝶”**として、あなたの個性が目に見える形で現れます。
  • ミストの“滝”と“輪”
    幅7m×高さ3.5mのミストウォールを勇気を出してくぐると、世界が切り替わる演出。天井からは直径1.3mの“ミストリング(渦輪)”が降りてきて、光と音のクライマックスへ。
  • 360°没入シアター×参加型の風
    21台のプロジェクターで囲まれる劇場空間。指定ポイントでクリスタルをかざし、葉っぱ型のうちわで風を送ると、床に新たな蝶が生まれて音楽が重なっていく共同演出に参加できます。
  • 建築そのものが教材(資源循環×再エネ)
    構造や外構に再生鉄・再生銅・再生ガラスを採用(鉄の約98%がリサイクル材)。夜のライトアップは、NTTパビリオンの再エネ由来で製造した水素を地下配管で受け取り純水素燃料電池で発電した電力を使用。親子で“循環”と“未来の電気”を学べる仕掛けです。

一言まとめ(ママ目線)

  • ねらい:遊びの中でその子の“良さ”が見える→自己肯定感につながる
  • 体験かざす・触る・聴く・風を送るなど、幼児でも直感で楽しめる
  • 学び資源循環×水素の電気まで“自然に”話題にできる

第4章:まわり方のコツ|東エリアはセットで攻めよう

「ノモの国」は東ゲートゾーンにあります。すぐ近くに日本館大阪ヘルスケア住友館電力館三菱未来館NTT関西パビリオンなど、日本企業の“未来技術系”パビリオンが集まっているので、セットで回ると移動が短くて子連れでもラク

おすすめの流れ(半日コース)は──

  1. ノモの国等、2つ以上か最低でも1つの予約を取り、(予約時間)に合わせて、東エリア攻略。トイレ・水分・日よけ対策を整えて、外観の写真も先にパチリ。
  2. ノモの国を体験(親子で“かざす・手拍子・うちわの風”に参加して楽しむのがコツ)。
  3. ひと息いれてから大阪ヘルスケアへ(予約が無くても入りやすくおすすめ)。屋内中心で学び×体験のバランスが◎。
  4. 余裕があれば住友館へ。パビリオンにあるQRからライン登録しておけば、当日予約にチャレンジできます。1日に数回予約チャンスがあり、ラインに当選・落選の結果が届く。落選しても、ラインから遠隔で次の時間の抽選に参加できる。当選するまで繰り返す。
    ※ 事前に最新ルールをご確認ください。

第5章:まとめ|“きれい×楽しい×学び”がそろう、家族にすすめたい体験

ノモの国は、子どもが主役で世界が動く“体験型の学び場”。直感で選んだクリスタルを“結晶”に当てるたび、光・音・風が返ってきて、歩き方や表情からその子らしさが描かれ、最後は君だけの蝶として目に見える形に。楽しいだけで終わらず、「自分らしさに気づく」「家族で感想を言葉にする」まで導いてくれるのが、このパビリオンの特別な価値です。

こんなご家族におすすめ

  • 体を動かしながら直感的に楽しめる展示を探している
  • 写真映えしつつ、子どもの“学び”や自己肯定感にもつながる体験がいい
  • 暑さや天候の差があっても、屋内中心で無理なく回りたい

事前のアクション(3つだけ)

  1. 予約枠を確保(ノモの国は予約必須
  2. 当日は予約時間の30分前に東エリア到着(水分・日よけ・トイレを先に)
  3. 体験後は近くの日本企業パビリオンを狙う。大阪ヘルスケアは予約なしでも入りやすい。他のパビリオンも、予約が無くても確認する価値あり。

持ち物&小ワザ

  • 飲み物・冷感タオル・小型ファン(温度差対策)
  • 暗所でブレやすいので連写 or 短い動画が◎
  • ゾーン内は“手にもつ体験”が中心。入口・出口の合流ポイントを決めておくと安心

帰り道の会話が広がる問いかけ

  • どんな蝶が生まれた?」
  • 次はどの結晶を試してみたい?」
  • 「いちばん心が動いた瞬間はどこだった?」

まとめ:予約を取って“ノモの国”を起点に東エリアをギュッと
きれい×楽しい×学びが1日でそろい、子どもも大人も「行ってよかった」と思えるコースになります。

FAQ

Q. 予約なしで入れる?
A. 入れません。完全予約制です。事前に公式アプリ/サイトで抽選・先着・当日登録のいずれかで予約を取ってから向かいましょう。

Q. 子どもにおすすめの見どころは?
A. 23.4chの音が動く体験クリスタルに反応する森ミストの滝くぐりが大人気でした。

Q. 何が“未来っぽい”の?
A. 建物じたいがリサイクル素材でできていたり、水素由来の電力で夜に光ったり。技術×サステナビリティの体験になっています。

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この記事を書いた人

麻田 将司のアバター 麻田 将司 一般社団法人 国際メタバース協会 営業統括責任者 (CSO)

「メタバース探索ジャーナル」の運営を担当しています。
メタバースに関する知識のハブとして、初心者から専門家まで幅広い読者に役立つ情報をお届けすることを目指しています。

現在は、特に初心者の方にも理解しやすい記事作りに力を入れ、メタバースの最新トレンドや体験を分かりやすく伝えるコンテンツを発信中です。信頼性を重視しつつ、メタバースの可能性を多くの方に知っていただけるよう努めています。

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