1章:企画のまとめ、おさらい
初心者が1万円という少額から仮想通貨の世界に挑戦し、投資を学びながら皆さんと一緒にステップアップしていくこの企画。
これまでにBOBA、XYM、FLR、CHZといった多種多様な仮想通貨を購入してきました。
少しずつ仮想通貨を所有する楽しさを感じながらも、「購入のタイミング」や「注文方法」について学ぶことの重要性を痛感しています。
今回は、購入時の「タイミングの見極め」に注目し、新たにASTRという通貨を購入する過程で得られた学びを共有します。
2章:課題
本日注目した仮想通貨はASTR。
私は今回も、前回までに習得した指値注文による手数料削減を試みました。
しかし、相場が上昇基調にある中で、注文がなかなか成立せず、以下のような現象が繰り返されました。
- 相場が10.57円の時に指値注文を10.57円で設定。
- 相場が10.58円に上昇。そこで新たに10.58円で指値注文を設定。
- 再度10.64円、10.67円と相場が上昇していくたびに注文価格を修正。
結果:重要な購入タイミングを完全に逃してしまう。
この経験を通じて、私はある重要な事実に気づきました。
「手数料を気にすることも大事だが、もっと重要なのはタイミングだ」ということです。
特に上昇基調のコインでは、相場が動くスピードに指値注文が追いつかないことが多いです。
こうした状況に対処するには、次章で述べる「成行注文の活用」がポイントになると学びました。
3章:成行注文のポイント
今回のように、上昇傾向が続く通貨において、指値注文にこだわると以下のような弊害が生じます:
- 時間ロス:相場を見ながら注文価格を変更するたびに10分、20分と経過する。
- 購入失敗:価格が上昇し続ける場合、理想の価格で購入できないままチャンスを逃す。
こうした経験を踏まえ、次のルールを学びました:
- 上昇基調のコインには成行注文を積極活用する
市場価格で即購入を完了することで、タイミングを逃さない。 - 指値注文は「事前登録」として活用する
事前に買いたい価格を複数設定しておき、特定の価格になった時に自動で購入できるようにしておく。
今回の学びを通じて、状況に応じた注文方法の選択が、仮想通貨取引をスムーズに進める鍵であることを実感しました。
4章:ASTRに注目
今回購入した**ASTR(Astar Network)**は、他の仮想通貨とは一線を画す特徴を持つ非常に興味深いプロジェクトです。特に、開発者への還元を重視した仕組みや、日本発のプロジェクトである点が、多くの投資家や開発者から注目を集めています。また、イーサリアムやポルカドットといった強力なブロックチェーンとの連携が大きな強みとなっています。
ASTRの基本情報
まずは、ASTRの基本的な情報を整理しておきましょう。
- 通貨名:ASTR(Astar Network)
- 発行元:日本発のプロジェクト
- 主要プラットフォーム:ポルカドット(Polkadot)エコシステムの一部
- ユースケース:スマートコントラクト開発、分散型アプリケーション(dApps)構築、ステーキング報酬
- 現在価格(2025年現在):約10.655円
- 過去最高値:約100円(2021年の市場ピーク時)
- 時価総額:約800億円
ASTRの注目ポイント
1. 開発者に直接還元される仕組み
多くのブロックチェーンプロジェクトが、ネットワークの運営やノード提供者に報酬を支払うモデルを採用していますが、ASTRは独自のアプローチをとっています。それが、「開発者への直接還元」です。
- dAppステーキング
ASTRでは、開発者が構築した分散型アプリケーション(dApps)に対し、ステーキングされたトークンの一部を報酬として分配します。
これは、従来のネットワーク運営モデルとは異なり、開発者が直接的な収益を得られる仕組みです。 - メリット
この仕組みにより、開発者がより多くのリソースを投入し、優れたアプリケーションを提供する動機づけが強化されます。また、投資家にとっても、活発なエコシステムが構築されることで、長期的なトークン価値の向上が期待できます。
この「開発者重視のエコシステム」は、他のブロックチェーンには見られない斬新なアイデアであり、ASTRが注目される理由の一つとなっています。
2. 日本発のプロジェクト
ASTRは、日本発のプロジェクトとして、国内外で注目を集めています。多くのブロックチェーンプロジェクトがアメリカや中国を拠点にしている中、日本発であることは大きな差別化要因です。
- 信頼性の向上
日本のプロジェクトであることで、透明性や信頼性に対する期待が高まります。特に、規制の厳しい日本市場において成功するための取り組みは、他国の投資家にも信頼感を与えます。 - 国内外での強力な支持
日本国内だけでなく、ポルカドットエコシステムの一部として、世界中の投資家や開発者からも高い評価を得ています。
3. イーサリアムやポルカドットとの連携
ASTRは、ポルカドットの「パラチェーン」の一つとして機能しており、イーサリアムとの高い互換性を持つことでも知られています。これにより、ASTRは複数のブロックチェーンと連携し、エコシステムの拡大を図っています。
- ポルカドットとの連携
ポルカドットは異なるブロックチェーン間の相互運用性を実現するためのプラットフォームであり、ASTRはその中核を担うパラチェーンとして機能しています。この構造により、ポルカドット内の他のプロジェクトともスムーズに連携が可能です。 - イーサリアムとの互換性
ASTRは、イーサリアムのスマートコントラクトをそのまま使用できる環境を提供します。これにより、イーサリアム上で開発された多くのプロジェクトが、簡単にASTRネットワークに移行または統合できるようになっています。 - 複数チェーンの活用
ASTRは、単一のブロックチェーンに依存せず、ポルカドットやイーサリアムと連携することで、柔軟性の高いエコシステムを構築しています。これにより、さまざまなユースケースに対応できる点が魅力です。
4. 投資家やユーザーにとっての魅力
ASTRは、開発者だけでなく投資家や一般ユーザーにとっても多くのメリットを提供します。
- ステーキング報酬
ASTRを保有しているだけで、ステーキングを通じて報酬を得ることが可能です。この仕組みは、長期保有者にとって大きな魅力となります。 - ユースケースの拡大
分散型アプリケーションの構築が活発に進む中で、ASTRの利用範囲も拡大しています。例えば、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)のプラットフォームとしての利用も進んでいます。 - 価格の可能性
過去には1トークン100円以上の価格を記録したこともあり、現在の約10円という価格帯は、投資家にとって「割安感」を感じさせる水準といえるでしょう。
まとめ:ASTRを選ぶ理由
ASTRは、開発者への直接還元というユニークな仕組み、日本発のプロジェクトという信頼性、そしてイーサリアムやポルカドットとの強力な連携といった特徴を備えています。
これらの要素が合わさることで、ASTRは長期的な成長が期待されるプロジェクトとして位置づけられています。
今回の購入により、ASTRのエコシステムの一部となり、今後の成長を一緒に見守る楽しみが増えました。成行注文を完了。これにより、ASTRをポートフォリオに加えることができました。
5章:資産状況
今回の購入により、保有する仮想通貨は以下の通りになりました:
- BOBA
- XYM
- FLR
- CHZ
- ASTR
さまざまな仮想通貨を持つことで、資産分散が進みました。これにより、仮想通貨全体の変動に柔軟に対応できるようになり、さらなる楽しみが広がっています。
6章:戦略と今後
今回の学びから、次のような戦略を立てています:
- 成行注文を活用して重要なタイミングを逃さない
特に相場が上昇基調のコインでは、即購入を優先する。 - 指値注文を事前登録して効率的に資産を拡大する
価格が安定している時や時間に余裕がある場合に活用。 - 分散投資を継続し、リスクヘッジを意識する
異なる特徴を持つ仮想通貨を選び、中長期での資産形成を目指す。
引き続き、仮想通貨の世界で学びながら、皆さんと共に新たな可能性を探求していきます。応援よろしくお願いします!
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