第1章 企画のまとめ・おさらい
この「1万円から始める仮想通貨」企画は、国際メタバース協会の営業統括CSOである私・麻田が、初心者として仮想通貨を実際に体験しながら学ぶことを目的にしています。
私は教授や世界的な専門家のように仮想通貨に精通しているわけではありません。むしろ、自分は“学ぶ立場”です。協会の活動を通じてさまざまな最新情報に触れる一方で、実際に自分で体験しなければ理解できないことが多いと感じ、2025年からこのチャレンジを始めました。
これまでに BOBA、XYM、FLR、CHZ、ASTR、KLAY、DOGE などを購入し、相場の浮き沈みを身をもって感じてきました。前回⑱では「AIが1000倍になるかも」と話題になった PEPE を“検証”というよりは単純に「買ってみた」形で参加しました。
こうして色々な銘柄を触ってきましたが、今回は特にメイン取引所のbitpointでの資産状況を報告します。
その中でも、私がこのチャレンジで「本命銘柄」として積み立てている ソラナ(SOL) に焦点を当て、近況を整理してみたいと思います。
第2章 ソラナ投資2025──買った直後に急落、その理由とは?
私はこのチャレンジ企画の中で、ソラナ(SOL)という銘柄に注目しました。仮想通貨について調べたり、詳しい人に話を聞いたりするうちに、
- 「年末にかけて値段が上がりそうだ」
- 「今がチャンスかもしれない」
と感じたのがきっかけです。背景には、トランプ大統領の就任や、市場で盛り上がっていたミームコイン人気がありました。たしかトランプ氏自身もソラナの仕組みを使ったトークンを出していたという話を聞き、それも後押しになりました。
正直に言えば、ち密なチャート分析をしたわけではありません。直感的に分かりやすいストーリーが描けて、「それなら動いてみたい」と思った──本当にそれだけの理由でした。
ソラナ投資のはじまりとタイミングの難しさ
2025年からは「月1万円で色々な銘柄を試す」という小さなチャレンジをしていますが、ソラナは主要コインのひとつとして思い切って投資したいと考えていました。ところが、いざ買いたいと思った1月末には4万円台まで上がっており、「乗り遅れた…」という気持ちに。旧正月に向けて「仮想通貨が上がるかも」という話もあり、焦りつつも様子見。3万5千円程度まで下がったタイミングで購入しました。
ソラナ 下落理由と、買い増しの決断
ところが、その直後からソラナは下落。私のメモでは次のように推移しました。
- 2/3:3万円まで下落 → 追加購入
- 2/20:2万5千円
- 2/25:2万円
- 3/10:1万8千円
- 4/7:1万5千円
「なぜ下がるの?」と自分なりに調べると、関税などの政策ニュースや仮想通貨準備金の議論が進まないことなどが話題になり、市場全体の勢いが弱くなっていたと感じました。つまり、ソラナ下落理由はひとつではなく、いくつかの不安が重なった結果だと思います。
下落相場でも「ソラナ 積立」を続けた理由
それでも私はやめませんでした。ドルコスト平均法(DCA)で、少しずつ買い増しを続けました。値段が下がると「安いときにこそ多く買える」と前向きに考えられますし、長期スパンでのソラナ投資(2025)という自分のテーマもぶらさないためです。頭の片隅には「ソラナ ETF 2025への期待」もありますが、短期の上下に振り回されず、コツコツ積み立てることを大事にしています。

第3章:ドルコスト平均法と積立投資のリアル体験
仮想通貨を始めて最初に学んだことのひとつが、ドルコスト平均法という投資の考え方です。これは「毎月決まった金額を投資し続ける」シンプルな方法で、価格が高いときには少なく、価格が下がったときにはたくさん買える仕組みになっています。
例えば、ソラナが40,000円のときには1万円で0.025枚しか買えませんが、20,000円に下がれば0.05枚も買えることになります。つまり、安くなればなるほど多くのコインを手に入れられるのです。この考え方を知ったおかげで、「下がったらラッキー、買い増しのチャンスだ」と前向きにとらえられるようになりました。
私自身のルールは「毎月1万円」でしたが、実際には少しアレンジして、大きく下がったときに1万円分買うという形をとってきました。40,000円のときに買った後、30,000円、20,000円、さらに15,000円と下がっていく中で、その都度1万円分をコツコツ買い増していきました。
もちろん、値下がりしているときに買うのは怖さもあります。「これ以上下がったらどうしよう」と不安になる瞬間もありました。しかし「数万円のチャレンジなら命までは取られない」と割り切り、経験を優先することにしました。このリアルな体験が、初心者の自分にとって一番の学びになったと思います。
結果として、安い時期により多くのソラナを手に入れることができました。トータルで見れば、ドルコスト平均法のメリットを実感できています。私は「ルールを守って積み立てること」と「下落を恐れず少額で買い増しする勇気」の両方が、初心者にとって大切な投資スタイルだと強く感じています。
ソラナを積立開始した直後のリアルな体験は、別記事「1万円から始める仮想通貨 ソラナ積立計画」で詳しく書いています。
「初心者がどうやって積立を始めたのか?」を知りたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
第4章:ソラナの強みと将来性
私がソラナ(SOL)を買った最初のきっかけは、とてもシンプルで直感的なものでした。仮想通貨をやってみようと思ったタイミングで、ちょうどトランプ大統領の就任や市場全体の盛り上がりがあり、その流れでソラナに惹かれたのです。
実際に買ってみると、当然ながら価格は大きく上下しました。そこで「なぜ下がるのか?」「どうして上がるのか?」と気になり、自然とニュースや情報を調べる習慣がつきました。結果的に、ミームコインの流行や規制の動き、さらにはソラナETFの話題などにも注目するようになったのです。
プラス要素とマイナス要素
- プラス要素:高速処理・低コストという技術的強み、NFTやゲームでの利用拡大、ETF承認への期待。
- マイナス要素:ミームコイン人気の一服、大口売却の懸念、競合チェーン(例:SUI)への注目など。
こうした要因は、初心者が完全に判断しきれるものではありません。それでも、シンプルで分かりやすいストーリーが頭に描けて、「これは勝てそうだ」と思えるなら、チャレンジしてみる価値はあると感じました。
実際、最近は価格がそれほど下がらず、想定より多く積み立てた影響もあって買い増しは控えめになっています。それでも、ソラナという存在を通して「投資を続ける考え方」や「情報の集め方」を学べたことは、大きな収穫だと思っています。

第5章:現在の資産状況(bitpointのみ)
bitpointで保有している主要銘柄について、購入額(スプレッドシート)と現在額(bitpointキャプチャ)を比較しました。
- SOL(ソラナ):購入 157,789円 → 現在 161,083円(+3,294円)
- XRP:購入 13,543円 → 現在 18,798円(+5,255円)
- ADA:購入 14,659円 → 現在 17,387円(+2,728円)
- TRX:購入 10,700円 → 現在 15,797円(+5,097円)
- DOT:購入 20,180円 → 現在 16,586円(−3,594円)
- ATOM:購入 16,831円 → 現在 15,164円(−1,667円)
- AVAX:購入 17,579円 → 現在 14,376円(−3,203円)
上記7銘柄の合計では、購入 251,281円 → 現在 259,191円 で、約 +7,910円(+3.1%)の小幅プラスです。
勝ち組は XRP / TRX / ADA / SOL、反対に DOT / AVAX / ATOMは未回復という状況。
参考:PEPE は 100万枚 保有で、現在額は 1,620円。購入額は前回記事のとおり約1,500円の少額枠だったため、いまはわずかにプラスのイメージです。
BTC は 0.00010147(1,761円)で、キャンペーン報酬由来のため損益比較からは除外しています。
ソラナは現在5.84144755 SOL(約16.1万円)を保有。ポートフォリオの中心であり、値動きに合わせて「下がった日に1万円ずつ」のルールで積立を継続してきました。最近は大きくは下がっておらず、想定より積み上げられたこともあり買い増しは控えめにしています。
ソラナの「保有 → 運用」へ一歩進めるなら、ソラナ(SOL)ステーキングで資産を増やす!高利回りの仮想通貨運用もチェックしてみてください。
第6章:まとめ
ソラナは、購入以来しっかりと積み上げられ、現在約16万円分・5.8SOLを保有するまでになりました。
これまでの「下がった日に1万円分だけ買う」というシンプルなルールは、無理なく続けられたことが大きな成果だと思います。
実際の資産状況を振り返ると、XRPやTRX、ADAが大きく伸びてポートフォリオを支えている一方、DOT・AVAX・ATOMはまだ含み損の状態です。
全体としては約3%のプラスで、仮想通貨のボラティリティを考えれば「健闘している」と言えるのではないでしょうか。
今後もソラナを中心に、タイミングを見ながら少額積立を続けていく予定です。長期目線で考えれば、価格の上下に一喜一憂せず、コツコツ続けることが最大の武器になると改めて感じています。
このリアルな積立の実践については、別記事の
「1万円から始める仮想通貨 ソラナ積立計画」
でも詳しく紹介しています。
特に積立開始直後の記事を読むと、成長の軌跡がよりリアルに感じられると思います。
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