MENU

EXPO2025|UAEパビリオン体験レポ|予約不要&涼しい“癒しのオアシス”

編集ノート(協会CSOの視点)
本記事は“攻略”ではなく、未来技術が「人」に何をもたらすかを、現地一次情報+公式情報を基にやさしく解説します。

目次

第1章:暑さの万博で“救いのオアシス” — UAEパビリオン

万博と聞くと「炎天下で長時間並ぶ」というイメージを持たれる方も多いと思います。実際、人気パビリオンでは2〜3時間待ちも珍しくなく、せっかく来ても2〜3か所回っただけで体力も時間も尽きてしまう…そんな声を耳にします。

そんな時にぜひ覚えておいていただきたいのが UAEパビリオン です。

ここは予約不要、待ち時間もほとんどなし。驚くほどスムーズに入館できます。それでいて、中に足を踏み入れるとすぐにアラブの雰囲気が漂い、砂漠の文化と未来的デザインが融合した独特の空間に包まれます。

特にありがたいのは、館内がとても涼しいこと。冷房の効いた空間に広がる香りや光の演出は、まさに“オアシス”のよう。万博を歩き回って疲れた体と心を、自然とリフレッシュしてくれます。

また、館内にはカフェも併設されており、エミラティ風の軽食やドリンクで小休止できるのも魅力。単なる展示見学ではなく、「休憩と体験が一度に叶う場所」として、親子連れやご年配の方にもおすすめできます。

CSOの視点で見ると、このパビリオンは単に“楽に入れる涼しい場所”ではなく、「持続可能性 × 文化 × テクノロジー」を体験的に伝える設計になっている点が秀逸です。休憩を兼ねながらも、異文化と未来への取り組みを自然に学べるのは、万博の楽しみ方としてとても効率的です。

大阪・関西万博2025 UAEパビリオンの持続可能な建築デザイン。木材を活かした涼しい空間で快適に過ごせる。
木材を活かしたUAEパビリオンの建築デザインは、暑さの中で心地よく過ごせる空間を生み出しています。

第2章:デザインコンセプト — 「大地から天空へ」

UAEパビリオンのテーマは 「Earth to Ether(大地から天空へ)」。アラブ首長国連邦の伝統と未来を象徴するナツメヤシをモチーフにデザインされています。

外観は曲線を生かした伸びやかなフォルムで、砂漠の大地から天空へと伸びていくエネルギーを感じさせます。内部に入ると、木材やナツメヤシ由来の自然素材がふんだんに使われており、温かみとサステナブルな思想が同居しています。しかも一部の柱や壁には日本の木工技術が取り入れられていて、「異文化融合」という万博らしい挑戦が建築そのものに刻まれています。

体験としては、視覚・音・香りが連動するマルチセンサー型の演出が特徴。砂漠の風を思わせる柔らかな香りや、天空をイメージした光の演出が来場者を包み込み、ただ“見る展示”ではなく、“五感で感じる空間”になっています。

協会の視点でいえば、このデザインは 「伝統×サステナブル×テクノロジー」 のメッセージを空間に落とし込んだ好例。子どもたちには「涼しくて気持ちいい」「光がきれい」という直感的な印象を与え、大人には「環境共生」や「文化継承」といった学びを提供してくれます。まさに親子で感じ方の層が変わるパビリオンです。

大阪・関西万博2025 UAEパビリオンの大型スクリーンによるデジタル体験。アラブの文化と未来を体感。
UAEパビリオンでは、迫力ある映像演出でアラブ文化と未来のビジョンを体感できます。

第3章:五感で楽しむ文化と未来体験

UAEパビリオンの魅力は、建築デザインだけでなく、展示体験そのものが“物語”になっている点にあります。

館内は、UAEの過去・現在・未来をつなぐ5つのゾーンで構成され、それぞれが映像・音・香りを駆使した没入型の空間になっています。入った瞬間に砂漠の風景を思わせる香りが漂い、壁面に映し出されるオーロラのような光や音楽が、来場者を未来都市へと誘います。

文化体験ゾーン

  • アラブの伝統的な香料や織物、装飾品が展示され、子どもでも直感的に「異国の雰囲気」を感じられます。
  • 時間帯によってはエミラティ音楽のパフォーマンスや、来場者が参加できる簡単なワークショップが行われることも。

未来技術ゾーン

  • 宇宙探査計画や医療分野の最新研究が映像で紹介され、未来に向けた挑戦をわかりやすく体験できます。
  • サステナビリティをテーマにした展示もあり、エネルギー・食糧・環境への取り組みが紹介されます。

親目線で言えば、「展示がわかりやすく短いサイクルで変化する」ため、子どもが飽きにくいのが魅力です。座って見られる場所もあるので、歩き疲れた後でも安心。

協会CSOとしての観点では、このパビリオンは「文化の保存」と「未来のテクノロジー」を同時に語る仕掛けになっており、国のアイデンティティを空間全体で表現していることが強調できます。

大阪・関西万博2025 UAEパビリオンのカフェスペース。アラビアンな雰囲気の中でリラックスできる。
パビリオン内のカフェでは、アラビアンな雰囲気の中でゆったりと休憩できます。暑さ対策にも最適。

第4章:親子におすすめのUAEパビリオン体験

万博を子どもと一緒に回ると、どうしても「長時間並ぶのは難しい」「暑さが心配」という声が出てきます。そんな中で、UAEパビリオンは親子にこそおすすめできるスポットです。

✅ 待ち時間ほぼゼロ

人気館が2〜3時間待ちなのに対して、UAEパビリオンは予約不要・待ち時間ほぼゼロ。子どもが「もう疲れた…」と言い出す前に入れる安心感は大きいです。
※日程やタイミングにもよると思いますが、夏休み期間中の昼過ぎで待ち時間ほぼありませんでした。

✅ 涼しく快適

館内は冷房が効いていて、炎天下で疲れた身体を一気にリセットできます。アラビアンな香りや光の演出が加わるので、大人は癒しを、子どもはワクワクを感じられます。

✅ 五感で学べる仕掛け

短いサイクルで変化する映像や音響、香りの演出が多く、子どもでも飽きずに楽しめます。文化と未来技術が“遊びの延長”として伝わるので、自然に学びにつながります。

✅ カフェでひと休み

館内にはカフェも併設。親はコーヒーや軽食で一息、子どもは異国の甘いデザートを試してみるのも思い出になります。

協会CSOの視点から見ても、ここは「学び」と「休憩」が両立できるパビリオン。親子で無理なく楽しめるのはもちろん、国際交流や文化理解の第一歩として体験価値が高いスポットです。

第5章:まとめ — 万博で“休憩×体験”を両立できる穴場

UAEパビリオンは、華やかな人気館の陰に隠れつつも、実は親子連れにとってとてもありがたい“癒しのオアシス”です。

  • 予約不要・待ち時間ほぼなしでスムーズに入館
  • 涼しく快適な館内で休憩と体力回復ができる
  • 文化と未来を同時に学べる展示で、子どもも飽きずに楽しめる
  • カフェ併設で親も子もリフレッシュ可能

おすすめの回り方は、午前中に人気のアメリカ館やフランス館を体験したあと、午後の疲れが出始めたタイミングでUAEへ立ち寄る流れです。長時間並ばず、快適な環境で異文化を味わえるので、「万博で一息つける最高の場所」としてプランに加えていただきたいと思います。

協会CSOとしての立場から見ると、このパビリオンは単なる休憩スポットではなく、“文化と未来をつなぐ共創の場” としての価値を持っています。だからこそ、体験後には「こんな国があるんだ」「未来ってこういう方向に進んでいるんだ」と、親子で自然に会話が広がるはずです。

次に読む

EXPO2025|未来技術×世界のパビリオンまとめ おすすめ/モデルコース/子連れのコツを一つに集約

※最新の追記はハブ記事に集約しています。ブックマーク推奨です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

麻田 将司のアバター 麻田 将司 一般社団法人 国際メタバース協会 営業統括責任者 (CSO)

「メタバース探索ジャーナル」の運営を担当しています。
メタバースに関する知識のハブとして、初心者から専門家まで幅広い読者に役立つ情報をお届けすることを目指しています。

現在は、特に初心者の方にも理解しやすい記事作りに力を入れ、メタバースの最新トレンドや体験を分かりやすく伝えるコンテンツを発信中です。信頼性を重視しつつ、メタバースの可能性を多くの方に知っていただけるよう努めています。

「この記事が役に立った」と感じたら、ぜひSNSなどでの拡散をよろしくお願いいたします!

コメント

コメントする

目次